・北朝鮮と韓国の砲撃戦(珍島犬1号警報発令)

 2010年11月23日、北朝鮮軍は突如、韓国の延坪島を砲撃。砲弾は百数十発打ち込まれ、韓国軍もすぐさま反撃。韓国の延坪島はパニック状態に陥り、最終的に韓国軍の施設から民間住宅に至るまで多くの死傷者が出る惨事となりました。
 どうやら韓国領の陸地で、民間人を巻き込んだ衝突は今回が初めてだったらしい。そういう意味ではまたもや一線をこえてしまったということらしい。でもまあの映像で死者がたった2人というのは、ずいぶん手加減したような気がしないでもない。
 でもなあ、なんかこのところ韓国と北朝鮮の小競り合いが、またずいぶんと激しくなっているなという印象。2010年3月26日にも、黄海で韓国哨戒艇沈没事件が起きてるし、北朝鮮はなんだかんだで軍事的圧力をどんどん強めている気がする。


 そして韓国人の忍耐力すげー。多少の国民が北朝鮮に殺されてもスルーなんだな。ずいぶんとできたやつらだ。ちょっぴり見直した。もし日本人がそんなことされたらどうかと考えると・・・まあ、ハチの巣をつついたような大騒ぎになるのは間違いない。
 そういう意味で日本人が自制心のある国民かというと、それはかなり怪しい気がする。でも韓国は北朝鮮相手だと素晴らしい抑制力を発揮するのに、相手が日本になると途端に発狂しだすのが謎だ。それはもうちょっと正気の沙汰とは思えないほど。
 しかも戦争とはまるきり関係のない、超どうでもいいことにも、いちいち噛み付いてくるからなあ。あれにはさすがにうんざりさせられる。しかも基本的に話しが通じないし。そこら辺はさすが、北朝鮮と同じ民族というかなんというか・・・。


 それでも全面衝突があるかといえばそれは無さそうなので、これからもこういった神経戦がつづいていくらしい。なんかうんざり。できれば北朝鮮の核施設をピンポイント爆撃して、こんなことはサックリ終わらせてしまいたいところではある。
 といっても、日本もそんなこと出来ないヘタレだしなあ(笑)。それどころか中国が空母を造って、曖昧なままなし崩し的に支配海域を広げようと目論んでるのに、へらへら笑って何の対策もしてない状況だからなあ。他の国のことは笑えない。
 とりあえず、北朝鮮に平和的な対話を期待しても、所詮無理なのは間違いない。とはいえ何の手も打たないと、北朝鮮はどんどん核開発を進めるし、中国はどんどん軍拡を進めるし・・・。そう考えるとジリ貧なのは日本の方か。やれやれ。


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