・2010年日本経済総括(ナポリを見てから死ね)

 不況だあああああー!・・・ああ・・・なんか毎年同じようなこと書いているけど、でも不況だから仕方がない。日本はバブル崩壊、悪いデフレ、万年不況の見本市だからな。もう、マジでこのクソみたいな金利政策は、若者を見殺しにしている!
 とはいえ、政府も日銀もこのデフレを何とかする気がゼロ・・・とはいわないまでも、本当にあるのか、かなり疑わしい。マジでこんなに経済政策に興味がない政府と日銀は初めて見た!そのくせ増税にはかなり熱心という。ホント意味が分からん。


 てか、不況に絶望して大人が自殺するのはまだしも、最近は年端もいかない子供までが、なぜだか自殺ラッシュだからなあ。ホントなんなの?っていいたい。きっと不況が社会全体に暗い影を落として、それが子供にまで漏れ出してしまっているのだろう。
 いやだねー、ホントに。個人的には老人福祉に金掛けるぐらいなら、子供手当てや高校無償化に金掛けた方がまだマシに思える。なにせ福祉には未来がない。死を待つ徒労でしかない。そんなところに投資するなんて、経済的にはどう考えても間違っている!


 なーんて書くと怒られそうだが、あくまで経済的な話ね。もちろんお年寄りを大事にするのは大切なことなのだろう。それに文句を言う気はないよ。自分もその通りだと思うし。ただ、それこそがこの問題をややこしくしている原因なのだとも思う。
 だって今の日本は、大事に育ててゆけばそのうちきっと金の卵を産んでくれるであろうモノにはちっとも投資せずに、ただただ過去の遺産と未来への希望を、食いつぶしているだけのように見えるんだもの。そんなのが正しい経済政策って言える?いや言えまい。


 なんつって、やばい。長々と愚痴ってしまった(汗)。話しを元に戻して、2010年の世界経済は、やはり去年に比べればずっと落ち着いてた気がする。回復の兆しはまだないけど、とりあえず底は打った気がするので、しばらく落ち着くかも知れない。
 ただこの不況が長引くと、体力のないところから潰れていくので、米国の金融機関の倒産と、欧州の国のデフォルトは、今後も注視していかなければならないのだろう。あと何年ぐらい頑張れるのか知らないけど、忘れた頃に突然くるからなあ・・・。


 とくに米金融機関の倒産は怖いね。米国がくしゃみをすると、日本は風邪を引くどころの話しじゃないからなあ。どんだけしょぼいんだ日本経済(笑)。あとまあ、EUの国のデフォルトについては、ドイツさん頑張って下さいネとしか言いようがない(笑)。
 それから、この世界不況の中にあって、中国が一人気を吐いているように見えるけど、今の日本経済の中国への依存度は、たぶん普通の人が考えているよりずっと深くて大きい。でも中国ってバブルなのよね。あとどんぐらい持つのかな?少し心配。


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