・ドーハの悲喜こもごも(中東の笛)

 相変わらず休みボケは直らず、それでもなんとかかんとか会社にたどりつき、ふてくされつつちんたらと仕事をしてたりする今日この頃。「もっとちゃんと人生に向き合わねば!」っておもったりもする。でも「適当してても意外となんとかなるよな人生・・」っておもったりもする。そのくりかえし。「人生は不安定な航海だ」なんていいつつも、人生いばら道トークを楽しんだりして。なんつー甘い人生だ。抹茶アイス白玉フルーツぜんざいなみに甘い。よし、こんな甘い人生を改めるのを今年の目標にしよう!


 なんて決意しつつも、眠くなるような退屈で穏やかな日曜日を過ごす。「あぁ、寒い日本を飛び出して、あったかい国で暮らしたい・・」ってアホな想像しながら。てか、今日は都道府県対抗男子駅伝についてブログに書こうとおもってたんだけどさあ・・・ファンの柏原選手は欠場しちゃったし、なんていうの?心惹かれるものがあまりなかったんだよね。いや、優勝したのが栃木県ってのは、軽い衝撃をうけたんだけどもね。でもさー、、栃木て・・・栃木なぁ、栃木、、、ダメだ。餃子とりんどう湖ファミリー牧場以外に、何の感想もない。いや、奥日光とか奥白根とかよく行ったりもするけど。でも、それと駅伝はなんも関係ないよな、別に。


 でも都道府県対抗駅伝で、一瞬、ほんの一瞬だけ神奈川が1位になった映像があって、図らずもちょっぴり感動してしまったんだよね。「これは、もしかして、もしかすると・・」「神奈川けっこう行けるんじゃないか?」って。まあ、その感動の時間も、実際のところはほんの数秒程度で、その後すぐに甘い期待は脆くも崩れ去ったわけだけども。淡い想いは無惨にも砕け散ったわけだけども。儚い夢は瀬戸内海の藻屑と消えたわけだけども。バカだなあ。今の神奈川が勝つなんて、奇跡を10回くらい繰り返さないと無理だって分かっていたはずなのに。なんつーか、そこでテンション下がった。ああくだらないな、なにもかも。そう思いながら。


 でも、なんていうのかな?素敵だ、綺麗だ、と思う瞬間は、誰の中にも必ずあって、そう思えば無意味にも思える毎日の繰り返しにも意味みたいなものがあるような気がする。そういう意味で、ほんの一瞬だけ神奈川がトップに立った映像にも意味があったのかもしれない。サッカーアジア杯のカタール戦で、ラスト1分の劇的ゴールの末の勝利にも意味があったのかもしれない。それにしてもサッカー日本代表は、一昔前に比べると、本当に安心して見ていられるな。昔の日本代表なんて、1点リードされただけでテンパって、バタバタした挙句に自滅ってのがパターンだったからな。そのころに比べると天と地ほどの違いがあるような気がする。


 ううっ、やっぱ変わってないのは自分だけか。今時カタールのドーハっつっても、ドーハの悲劇なんて遥か昔の出来事だもんなぁ。それどころか、2022年にはカタールでW杯を開催するっていうんだからね。いやはや。でもカタールって栃木県とほぼ同じ経済規模で、秋田県とほぼ同じ国土で、鹿児島県とほぼ同じ人口で、国土の大部分が砂漠で、人口の約8割が首都ドーハに集中するってのに、そんなところに4万5千人規模の最新のスタジアムを幾つも作るってんだからなあ。W杯後はどうするつもりなんだろうか?使い捨てなのだろうか?オイルマネーが余っているからといって、金持ちのすることはよくわからん。やっぱりすごいな、石油王は。


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