・スーツそれは働く男の必須アイテム(紳士協定)

 日本サッカーのアジアカップ優勝おめでとう!アジア王者おめでとう!日本代表すげえええええええええ!まさかの優勝だよ!今大会は、ピンチにつぐピンチの連続で、選手はかなり削られてたし、日本に不利な判定が多かったので、正直きびしいかな・・・・・って思ってたけど、終わってみればきっちり優勝。すばらしい。ちょっと痺れた。
 てか、なにがすごいって、ザッケローニがすごい。ザック采配が神すぎる。今大会の選手起用が、ことごとく当たっていたような気がする。途中交代の選手もみんな活躍してたし。しかも代表戦無敗とか強すぎ。ありえん(笑)。こんな素晴らしい監督に日本の代表監督をやってもらえるなんてね。とはいえ、まだ始まったばかりなので、あまり過剰な期待は寄せたりしないほうがいいのだろうけど。
 あと、今大会で素晴らしかったのが、キーパーの川島。彼はすごいね。何がすごいって、顔がすごい。顔がこわい。なんていうの、闘争心むき出しっていうか、野生の本能むき出しっていうか、一歩でもペナルティエリアに足を踏み入れたら、噛みつかれそうな顔してんだもんなあ。まじこえー・・・・あんなん絶対ゴールに近づきたくないわ(笑)。


 しかし、なんでサッカーの監督は、みんなスーツを着たりするんだろう。なんせ自分はスーツが苦手で仕方がないという、サラリーマン失格といわれても仕方がない性癖を持っているのだ。スーツ嫌い。あの薄っぺらなズボンも嫌いだし、すぐしわになる上着も嫌いだし、結ぶのが面倒くさいネクタイも嫌いだし、パリパリしたワイシャツも嫌い。そもそも動きにくいし、値段が高い。
 それに30万のスーツと5万のスーツの違いが、さっぱりわからない。自分とかほら、なんせ働き盛りなわけだから、普段の生活の半分以上はスーツ着てるわけ。なんなら寝るとき以外は1日中スーツ着てるわけ。もうスーツさえあれば、カジュアルな服はいらないといっても、過言ではない。その自分が、30万のスーツと5万のスーツの違いがわからないってんだから、実は大した違いはないのだと思う。
 つまりスーツなんて消耗品で作業着なんだから、そんなに高い金かけても仕方が無いよなあ。別に貴族じゃあるまいし。もちろん明らかな安物は買わないよ。ただまあ、必要最低限というレベルの装いで十分な気はする。だって仕事での身だしなみなんて、ひどいと減点対象にはなるけど、カッチリ決まってても大して加点対象にはならない。というか決まりすぎだとむしろ減点対象。


 もちろんスーツにもいいところはあるよ。服のセンスはあまり問われず、老いも若きも選ばない、時代をも超越したかのような、あのデザイン。そしてなにより素晴らしいのは「ワタシはお仕事がんばってますよ!」というポーズを前面に押し出してくれるところ。なんなら「ワタシは常識人ですよ!」という演出までしてくれる。そりゃあ、自分がいくらスーツが嫌いだからって、スーツ着るよなあ。
 ただ、ほら、もうね、自分の部屋とかね、こう、ちょっとお手入れを怠っちゃってるというか、会社から帰って脱ぎっぱなしのシャツとか、靴下とか、パンツみたいのとかよく転がってて、ときどきにスーツがその中紛れ込んじゃって、くしゃくしゃになってたりもして、朝起きてスーツ着ようとしたらすげーしわしわなんてことがよくある。
 そしたら「やべー、仕事ー!」なんつって、クローゼットぐちゃぐちゃにしたあげく、他のスーツがクリーニング中だったりもして、冬に泣く泣く夏服を着て行くこともある。つまり何をいいたいかというと、これだけ長い付き合いなのだから、スーツは自分にもう少し優しくしてくれてもよいのではないか?もちろん自分が、部屋をただ、ちゃんときれいにしとけばいいって話なんだけども(笑)。


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