・東北地方太平洋沖地震(伝説のビッグウェーブ)

　2011年3月11日、東北地方太平洋沖でマグニチュード9.0の大地震が発生し、地震発生から二夜明けた14日の時点でも、被災者の数は相変わらずつかめていない状況が続いています。これは観測史上、世界で過去4番目に大きな規模で、その被害の大きさは、日本経済が傾いてしまうほどらしい。自分もまさか、こんなに大きな地震とは・・・想像していたより大きくてちょっとビックリ。
　とりあえず被災地の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。そして被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。日々明らかになる被害状況の悲惨さと、地震が残した爪あとには本当に愕然とさせられる。本当にすごい地震だった。

　なんというか、今回の地震は悪夢のように、いつまでたっても終わらないというか、すごく長い間揺れていた。はじめは「おっ、地震かっ？」「結構揺れるねー、大きいじゃんハハ・・」「うわーまだ揺れてる、ずいぶん長い地震だなあ・・」「アレ、ちょっとこれやばくねビル倒れるんじゃねやばいぞこれうわあああああ・・」「うぇ〜・・酔った気持ち悪い・・」ってな感じだった。
　もう最後のほうはマジでびびった。しかも余震もいつまでたっても終わらないしさ。でもまさか観測史上最大の地震だったとはね。震源からはるか離れた東京でこんなに揺れたんだから、震源に近い人たちはもっと命の危険を感じたんだろうな。

　でも今回一番ぐさっときたのは、なによりもあのおそろしい津波の映像。突然に襲いくる大自然の恐さ。いやいや、おっそろしいな、大自然。大自然こわすぎ。船やクルマが家なんかが、おもちゃみたいに一切合財流されてしまう映像は、軽くトラウマになるぐらい恐い。あーあ、被害に遭われた人たちは、いつもと変わらない日常を、いつと同じように生きてただけだったろうになあ・・・
　今回の地震によって傷ついた人たちがたくさんいる。それはたぶん自分なんかよりもずっと立派で、一所懸命生きてきた人も中にはたくさんいて、そんな人たちの人生があっという間に180度変わってしまうんだもんなあ。やはり世の中は不条理だ。

　こんなの、生きている限りいいことも、悪いこともあるとか、そんなレベルじゃないもんなあ。自分だけよければいいとか、自分は関係ないとか、そういうレベルでもない。自分が関わろうと思っていなくても、こういう天災は突然やってきて、だから、たぶん、どんなに気をつけていても、遭う時には遭ってしまうし、遭わない時は遭わないのだろう。生きるって、こわいなあ。
　でもそう考えると、今回の地震も他人事には思えない。今頃自分が被災してる可能性だってあるわけだし。とりあえず自分は無事で、こうして何事もなく生きているけど、今回の地震で犠牲となられた方々のご冥福と、被災地の無事の復興を心より祈りたい。

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