・日本の人口が2060年までに激減!今すぐ日本人を天然記念物に指定すべき

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の発表によると、50年後の日本では65歳以上の高齢者の割合が人口の4割を占め、超絶高齢化社会になるらしい。さらに日本の人口は今の三分の二にまで減少してしまうらしい。これは・・・・・う、う〜ん・・・・・なんかすげー時代になったもんだなぁ。
 もはや少子高齢化という言葉では片付けられない何かを感じる。歴史的な何かが始まる瞬間に立ち会えたような。そんな何か。てか、予想にしても増えすぎだ。「2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上」とか、「現役世代1.3人で1人の高齢者を支える社会の到来」とか、何かの冗談かとおもった。


 もうね、信じらんない。今後良くなる気がしない。てかこれって、超非常事態じゃないの?なんか日本はどんどん、ダメなほうへ、ダメなほうへ、下がっていく一方だな。つーかこのままだと。若い世代が年金のために老人に金を搾り取らて、若者のほうが先に死ぬだろ。若者は死ねということか?
 しかも平均寿命は女性が90歳、男性が84歳まで伸びるとか言われてもね。超長寿じゃん。むしろ怖いわ。医療費とかどうなるんだろう。天文学的な数字になるんだろうな。これで財政が破綻しなかったらお慰みだ。おっそろしいなあ。自分が老人になった頃には、安らかな死を迎えられる気がしない。


 でもニュースや新聞を見てて一番よくわからんのが、「人口が減少すると労働力不足が予想される」という決まり文句。ホントかよ?っていつも思う。だって労働力は十分足りてるじゃん。むしろ足りすぎ。供給されすぎ。今の日本に足りないのは、どう考えても供給ではなく需要のほうなわけだが。
 しかもお年寄りの購買意欲の無さ加減はハンパ無いからなあ。毎日おいしいご飯が食べられればOKみたいな。そんな老人が増えるのに、内需拡大が出来るとは思えない。確かに需要という意味では、医療費が飛躍的に伸びるけどね。ただ、これが普通の経済構造とは違う、いびつな構造だからなぁ。


 あと「エンゼルプラン」「新エンゼルプラン」「子ども・子育て応援プラン」だっけ?女性が当たり前に出産し、子育てしながら働ける制度設計?政府もマスコミも念仏みたいにずーっと同じことばかり言ってるけど、んなもん少子化対策の役にちっとも立たないと、いい加減気づいてよさそうなものだが。
 賭けてもいいけど、日本の予算を全額「子育て応援プラン」とやらにブチ込んでも、少子化が止まるとは思えない。なのになんでこの主張だけは、一貫して曲げないのだろう?謎だ。とはいえ、現代日本の作り上げた「少子化システム」を壊すのは、自分も正直難しいと思う。日本が財政破綻でもしない限り。


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