・2012年の衆院選で自民と民主のパワーバランスが逆転(Als die Nazis die Kommunisten holten)

 もうすぐクリスマスだっていうのに、東京もなんだかクリスマスムード一色って感じじゃないんだよなあ。妙にこじんまりしてるというか。自分は別にクリスチャンじゃないんだけど、クリスマスシーズンの東京の、街中でイルミネーションがキラキラして、あちこちがお祝いムード一色というのが嫌いではない。というかむしろ好きなので、なんだかちょっぴりさびしい感じがする。どこへ行ってしまったんだ、あの懐かしいクリスマスは!
 なのでクリスマスプディングでも、ブッシュドノエルでも、シュトレンでも、パネトーネでもいいけど、たらふく食べてみんなこのキリストの生まれた日をお祝いしようぜ。物欲と性欲ががっちりタッグをくんだ一大イベント、この聖なるセックスフェスティバルをめいっぱい楽しもうぜ。そしてそりゃまあ確かに、日本人がなぜ1ヶ月もの長きに渡り、赤い服を着た外国人のデブに夢中になるのか、正直自分も理解が出来ないのだけれども。


 そして今年はさらに、そのクリスマスの雰囲気をぶち壊す選挙カーの投入ですよ。いやー、クリスマス選挙じゃなくてホントよかった。危なかった。もしクリスマス選挙だったら、いちゃつく男女を尻目に選挙演説しまくってて、カップルが怒り狂って選挙妨害しててもおかしくない。そして衆院選の結果は、民主党の歴史的敗北である。民衆からこれでもかってぐらい無慈悲な鉄槌をくらっちゃったのである。まあ自業自得なのだけれども。
 でも、この3年と3ヶ月は民主党が政権与党の初心者ってことをさっ引いても、酷かったからねえ。政策が空回りしまくり、ぶれまくりで、何をするのも中途半端という。そんで敵からも味方からも文句いわれまくりという。なんだろう、賛成意見と反対意見のそれぞれに配慮していたといえば聞こえはいいけど、最終的にはやらないほうがましだったというぐらいの中途半端さ加減というか。目を覆いたくなるようなグダグダさ加減だった。


 自分も民主党にはもう懲り懲りだ。ウンザリだ。と思ったことが何回もある。それは認めよう。それにしてもだ。いくらなんでも負けすぎだろ民主党。民主どれだけ減るんだよ。これはもうボロ負けといってもいい。日本もそのうち二大政党制になっていけばいいなと、民主も政権を立派に担える党に成長して欲しいと、そんな風な夢を抱いていた自分には笑える結末だった。もうこのまま胡散霧消してしまってもおかしくないほどの壊滅っぷり。
 揺れ幅がいちいち大きすぎる。もうちょいバランス考えろといいたい。バランスの重要さを解って欲しい。これだけ政治がメチャクチャだと、経済も外交もメチャクチャになるんだよね。次の二大政党制は維新にでも期待したほうがいいのかな?今回は都知事選も盛り上がりに欠けたし。石原元都知事がいきなり辞めてしまったので、泡沫候補に時間的猶予がなさすぎた。それにしてもマスコミの「未来の党が人気」ってなんだったのか?


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