・なぜ兵庫はこんなに駅伝が強いのか(道府県対抗男子駅伝2013)

 2013年1月20日、駅伝シーズンの最後を締めくくる第18回全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)が、広島市平和記念公園前を発着点とする7区間48kmのコースで行われたわけですが、優勝は2年連続で兵庫。兵庫つえー。やっぱつえー。何が強いって、中学生と高校生が強い。異常に強い。
 もう兵庫とか平気で駅伝王国とか呼ばれているけど、なんであんな強いの?日本のケニアって呼んでもあながち間違ってない。雨後の竹の子みたいに新しい選手がでてくんのな。2区の中学生見た?どうみてもバスケの選手じゃん。なぜ陸上を目指したのか。バスケやれよ、バスケ。でもそれが兵庫。


 そして2位も去年に引き続き、東京。前評判も高かったし、順位も2位なのでさすがだけど、なぜこのところ東京がこんなにやる気を出しちゃってるのかよくわからん。今回は一般枠で大迫選手と上野選手まで召集しちゃってたからな。どう見ても長野です。なりふり構ってられないということか?
 そして3位が愛知。こちらも前評判は高かったので、さすがといえばさすがだけど、今年の敗因は、全国高校駅伝で優勝した豊川高校の選手が出場していなかったからか!?出場してたら優勝してたと思うけど。うん、でもまあ、いろいろな事情が難しかったのかもね。監督も豊川工業の監督だし。


 それ以外も、4位:埼玉、5位:千葉、6位:広島、7位:長野と、毎年この駅伝の強豪県は、上位に食い込んでくるなと。埼玉、広島、長野の追い上げは驚異的だったわ。珍しいところで8位に秋田が入賞。中学生が頑張ってた。ちなみに我が地元の神奈川は38位。38位て・・・。すがすがしいほどに遅い。
 ちなみに女子は、先週神奈川が優勝したんですよ?それなのに男子おっそ。見せ場もなし。ちょっとは、女子を見習ってほしい。他の関東勢はみんな頑張っていたのに。なにこの言わぬが花みたいな順位。いや・・まじで・・。うん、でもまあ、なんとなく言いたかっただけなんでスルーで(笑)。


 でね、今年のひろしま駅伝だけど、何が一番の見どころだったかって、やっぱ兵庫のアンカーの北村選手だと思う。北村選手おっそ。なんかもう、トップチームの選手として出てきたらいけないぐらい遅かった。。タスキを渡された時は1分以上も差があったのに、最後は5秒差まで詰め寄られてんの。
 これで負けてたら、兵庫の中高生に顔向けできなかった。そんくらいやばかった。でも、最後にアレだけピンチを演出できるところは、やっぱすげーことだと思うのね。ラストの勝負は上野選手も必死でダッシュしてたし。ちょっと笑えたわ。さすがは四天王。愛知の宮脇選手とは役者が違った。


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