春なのでかっぱえびせんうめぇ(将棋:電王戦)

 なんでしょう、この開放感。どうにかこうにかスギ花粉の季節も終わって、自分の中のモヤモヤもとりあえずサッパリと晴れた。4月は新しい季節の始まりって感じで、うん、嫌いじゃないぜ。爆弾低気圧だって、いわば一つのイベントみたいな感じで許せちゃうしね。ネットショッピングに思わず失敗しても「なんじゃこりゃ?あはは」って、笑って許してしまえたぐらいさ。


 なんでしょう、この高揚感。この季節は危ない変態さんが増えるのも少し分かる気がする。わかるだろ?ん?いやー春っていいもんですね。気温もなんというか、ぬるま湯ってかんじだわー。RPGでラスボスとレベル99で戦うぐらいのぬるま湯加減。ラスボスよえー、みたいな。踏切が5分近く開かなくったって、ま、いっか、って気分になるもんね。冬ならたぶん激怒してた。


 とはいえ、別にこの歳になると何が変わるってわけでもないんだけどね。もちろん学校行ってる人とか、これから社会人デビューする人にとっては、もっとずーっと心躍る季節なんだろうけどね。いやーそうでもないかな。心躍る人がいるぶんだけ、いろいろと憂鬱に思っている人もいるのかもしれない。なんせ最近自殺が多い気がするし。五月病の前倒しかよっつーぐらい。


 そういえば、最近は将棋のプロが将棋ソフトと対戦して負けたってニュースになってたけど、ついにここまできたか。ついこの間までチェスで負けても将棋は負けないとかいってたのに。一旦アルゴリズムが開発されちゃうと、ルールがあって運のない競技では、もう人類は一生コンピューターに勝てないんだろうな。コンピューターの進歩はすごいな。まさに日進月歩。


 人間様はついていけないっすよ。かなわないっすよ。そもそもコンピューター相手に自分のペースに持ち込むだとか、意表を付くだとか、威圧するとか効かないからなあ。集中力が切れるとか、疲れるとか、ミスをするとかも一切ないし。完璧超人かよ。くっ、でもま、コンピューターの可能性を見ているとよりよい暮らしに近づいている気がしなくもない。ただの錯覚だけど。


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