・いつの間にか夏が来ていつの間にか夏が終わってた(仲秋の名月) - そのことを考えている。そればかり考えている。

　仕事帰りの電車に揺れながら、いやまあ、電車のことはどうでもいいんだけど「最近は暗くなるのが早くなったなぁ・・」なんてことに気づいて、あー、やっべ、いつの間にか夏が終わっちゃったんだっけ、そういえば。なんかそう思ったら泣けてきた。

　もう大人になったら夏休みなんて3日ぐらいしかなくて、生きていく上でそれが当たり前になって、そんなことはもはや慣れっこで、夏であるということを意識しないと、季節がよくある日常に埋もれてしまうというか、これはけっこう怖いことですね。

　あーあ、今年は海に行けなかった。プールも行けなかった。花火大会も行ってないし、バカンスにもも行ってない。かき氷もスイカも食べてない、そんな、初めての夏。ぬおおおおおおおおおお。そんな初体験はしとーはなかった。どうしてこうなった。

　しかし、台風第18号のマンニィさんはインパクトあったな。気象庁で「数十年に一度しかないような大雨、最大級の警戒を」とか言われてちょっと笑ってしまった。せっかくの連休なのに、マンニィさんは容赦がない。でも連休で逆に良かったのかも。

　関東は夜から朝にかけて雨降ってあっという間にいなくなってたけど、関西はかなり酷かった。しかし日本の治水は、なんだかんだでしっかりしてるといわざるを得ない。こりゃ日本では台風ごときでたくさんの人が死ぬのは、もはや不可能に近いな。

　河川改修やコンクリの堤防作りまくったので、自然環境的に批判されるのはまあわからんでもないけど、でもま、河川が氾濫しまくって大変なことになるよりはきっとましなのだろう。海外だと死者とか行方不明者が軽く千人単位で増えたりするし。

　もちろん実際に洪水になって、自分の家が床上浸水なんてことになったら、もはや笑ってはいられないのかもしれないけど。そんな経験ないんだよなあ。今後も、そんなことにならないよう祈ってます。秋は大好きな季節だ。気づいたら冬なとこ以外は。