・都大路は男子が山梨学院大学附属、女子は豊川が優勝(全国高校駅伝2013)

 2013年12月22日、京都・都大路を舞台に男子第64回・女子第25回(記念大会)の全国高等学校駅伝競走大会が行われ、女子は豊川(愛知)が2位に1分近くの大差をつける1時間6分54秒の好タイムで2年ぶり4回目の優勝(大会最多)、男子は最後までもつれた4校の激しいトラック勝負の末に、2時間3分53秒で山梨学院大付(山梨)が初優勝を飾りました。ちなみに女子は、2位:興譲館(岡山)、3位:須磨学園(兵庫)、4位:立命館宇治(京都)。男子は2位:大牟田(福岡)、3位:伊賀白鳳(三重)、4位:世羅(広島)。


 女子は、今年の豊川は強かった。圧勝だった。まさに磐石、王者の走り。王じゃなくて女王か?クイーンか、プリンセスか、まあどうでもいいのだけど(笑)。興譲館立命館宇治が、1区で思いっきり出遅れたのが、ちょっと残念だったなあ。この2校と豊川の激しいデッドヒートが見たかったのに。ただまあ、出遅れたにもかかわらず、最後はきっちりまとめてくるあたり、さすが強豪校だとは思う。須磨学園は毎年良い成績は残すけど、どうにも勝ちきれない感じだ。何か足りないよね。何か知らんけど。


 あと筑紫女学園(福岡)の由水選手が、2年連続1区区間賞というのは素晴らしい。まあ、1区だけだけど(笑)。あとすんません、地元びいきということで、神奈川の荏田高校の森田姉妹が、1区と2区でがんばって見せ場を作ってたのがよかった。がんばってるんだから、アナウンサーはもうちょい注目してやれよと思った。3区まではかなりイイ感じだったけどなぁ。最後は力不足で入賞ならず。逆に2区で注目されてた大阪薫英の高松望ムセンビ選手は、区間7位とふるわず、こちらは微妙だった。


 男子は、近年まれに見る混戦ということで、今年は超おもしろかった。ひさびさに素晴らしかった!ファンタスティック!最終の7区で、世羅、伊賀白鳳、山梨学院大付大牟田の4チームが並んで、そのままトラックのスパート勝負。で結局、優勝を飾ったったのは、わずかの差で山梨学院大付だったけど、最後までドキドキハラハラでした(笑)。個人的には大牟田(福岡)を応援してたんだけどね。2000年にゴール前の争いを制した土橋選手以来の優勝ならずー!いやでも、今年は頑張りすぎでしょ。


 確かに今年の大牟田は、大会前から優勝候補といわれて楽しみにしてたのだけど、楽しみにしてたのは期待させといて大ブレーキという、毎度の優勝拒否のほうで、1区でいきなり出遅れた時は「さすが大牟田!」とおもったけど、いつの間にか優勝争いに絡んでて、マジでびっくりした。その他に印象に残ったのは、3区の留学生、世羅のポール・カマイシ選手に、一人でついてった八千代松陰の羽生選手の素晴らしい走りと、優勝した山梨学院大付箱崎監督のインタビュー。監督面白いな。なんか笑った。


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