・自由主義経済万歳

オバマ米大統領が来日して、TPP交渉もだいぶ進展したとのことですが、自分ほどTPPに賛成している人は、日本にそうはいないと思う。関税障壁だぁ?そんなもん残らずぶっ潰せー!なんつって。どう、このラディカルな思想?男に生まれたからには1度ぐらい憧れるよね。


何せ自分は、戦国時代の楽市楽座に始まって、規制の緩和された自由な商取引こそが、市場経済の正義と信じているからね。俺とか今の日本に関所があったら、残さず打ち壊して進む勢いだし。幕末だったら間違いなく開国派だし。なんなら新撰組きゃ〜ん言わしたるし。


もうとっくに経済は一国だけでは成り立たない時代に突入しているんだよ。世界がどんどん近くなってる。狭くなってる。Amazonでインドの紅茶、ブラジルのコーヒー豆が、いながらにして買える時代もすぐそこ。だったらそれに見合ったルール作りがそろそろ必要だと思う。


てか、保護したいか?そんなに保護したいのか?そんなに保護しないといけないのか?それなら壁の内側にでもこもって、鎖国でも何でもしてろファック!市場経済とは競争であり、競争がもたらすダイナミズムこそが、唯一人類の成長の原動力たりえると自分は信じている。


関税なんてブロック経済の最たるものだし、グローバル経済の敵だ。この世は弱肉強食だ。利権に群がって、安穏とした怠惰をむさぼり、死を待つだけの怠け者は、みんな滅んでしまえ!なんて声を大にして言わなくても非効率な関税障壁なんて、そのうち絶対に撤廃される。


やはり競争原理が働かない市場に未来はないね。この際、関税消費機なんて、バーっと一気にとっぱらったらいいと思うのだけど。食料自給率とか正直どうでもいい。むしろ低いほうがいい。リスクの軽減は分散が基本だし。農家じゃないのに自給にこだわる意味がわからん。


なーんつって。TPP反対派の人とは、まったく意見が合わないのはわかってる。反対派の恐ろしさも十分わかってる。利権が関わると、やっぱ人間目の色が変わってくるよね(苦笑)。でも、今じゃなくても遅かれ早かれ、保護主義はなくなっていくと思う。それが歴史の正義。


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