・南沙諸島埋め立て拡大で中国を批判

　中国がフィリピンや台湾、ベトナムなどと領有権を争う南シナ海の南沙諸島（スプラトリー諸島）で、あっというまに埋め立て地を拡大してて笑った。この件に関しては、中国はやたらと仕事が速い。その埋め立ても、灯台をつくるといったり、軍事拠点をつくるといったり、なんかもう支離滅裂だし。とりあえず中国の領有権主張は無茶苦茶だけど（中国の考えを要約すれば、中国は大国なので、中国の庭先である南シナ海は中国が支配する権利があるということ）、それはたぶん中国もわかっているのだろう。だからこそ実行支配をすすめるために、こんなことやっているんだろうし。それにしてもあんまりフィリピンに近いので、フィリピンがびびる理由もわかる。日本の尖閣諸島についても、他人事ではないし、そもそも日本のシーレーンだし。ただ、米国や日本が、中国に対する非難を強めたところで、なんというか今のところ手詰まりってかんじなんだよなぁ。突発的な事態でも起きない限りは、このまま中国が粛々と南沙諸島の実効支配を強めるだけなのだろう。まあ、突発的な事態が起きても、それはそれで困るといえば困るんだけど。ここでの軍事衝突が第三次世界大戦の引き金になるとはおもえないし、衝突したとしてもあくまで限定戦争なのだろうけど、日本はきっとてんやわんやであろうことは予想できる。そんな事態には備えておかなければならないのだろうし、安倍首相は頑張っているとは思うけど、今まで何も考えずに米軍頼りで、国内では平和憲法を唱えていただけだからなあ。やっぱ日本の平和ボケの呪いは強力。まま、平和憲法で尖閣諸島が守れるならば、自分もそれがいいとは思うけど、きっとそれはどう考えても無理ッス。

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