・フォルクス・ワーゲン排ガス不正の衝撃
フォルクス・ワーゲングループが、米国でディーゼルエンジンの排出ガス規制を逃れるために、車両に違法なソフトウェアを搭載していた問題で、今でも世界で約１１００万台のクルマが、排ガス規制に違反した状態で走行中らしい。はぁ・・・・・これは完全に詐欺だよなぁ。しかも 会社ぐるみでごまかす気がマンマンだったのがすごい。ちょっとびっくりした。１１００万台のクルマのエンジンのリコールってどうする気だろこれ。売上げ台数世界一のドイツの大企業でも、こういうインチキするんだなぁ。従業員５０万人でドイツ最大の企業だし、それ以外でも自動車部品に関係する会社の裾野はかなり広いので、この影響は計り知れない。さらにフォルクス・ワーゲンの株価は暴落、クルマは下取りしてもらえない上に、中古車市場まで壊滅。新車も買ってもらえないで、下手をすると世界不況になりかねない勢い。まぁそれはないとはおもうけど、もうこれ、規模が大きすぎてどうしようもないな。これが日本の会社だったらたぶんケツの毛まで抜かれると思うけど、ヨーロッパ企業だからね。ヨーロッパだったらこの辺の交渉は得意中の得意だからね。たぶん政治的な決着が図られるのだとおもう。でなきゃ収拾つかないし。まあ、なんとかなるっしょ。知らんけど(笑)。そもそもバレた理由が政治的っぽいんだよなぁ。訴訟大国のアメリカでは、ここぞとばかりに訴訟祭りに突入しているわけだけど、日本のクルマ会社はどうなんだろう。全力でシェアを広げるチャンスだとほくそ笑んでいるのか、検査が強化されるということで、自分とこもなんか出たらやばいとブルブル震えているのか。今後の行方が気になる。
