・都道府県対抗男子駅伝と福島の気概(It's A Small World)

 2009年1月24日、駅伝シーズンの最後を飾る第15回全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)が、広島市平和記念公園前を発着点とする7区間48kmのコースで行われ、兵庫が2時間20分2秒で3年ぶり3度目の優勝を果たしました。2位は3秒差で福島。3位は7区の途中までトップで、もしかして今年は優勝しちゃうんじゃないか?と思った埼玉。ちなみに我が地元の神奈川は24位でした。こらー!日体大の筱嵜!われなにしとんじゃ、ぼけぇ!(広島弁)
 ・・うそですごめんなさい(笑)。てか、さっき書いてて気づいたんだけど、全国都道府県対抗駅伝って、男子より女子のほうがだいぶ古いのね。今回男子は15回目で、女子は28回目だってさ。うっ・・・い、今まで全然知らなかった・・・てか、そんなことは気にしたことも無かった・・・。でも女子の方が歴史が古い大会ってなんか珍しいよな。もちろん、全国都道府県対抗男子駅伝の前身の「中国駅伝」を含めて考えると、男子駅伝の方が圧倒的に古かったりもするんだけど。


 いやいや、しかし、今年の兵庫は強かったなあ。3区の時点で「こりゃもう沈んだな・・」と、思ったんだけどなあ。さすが兵庫さんは底力が違った。そういう意味では、このところ毎年優勝している長野も、最終的には5位だったので、底力があるなとは思ったのだけど。長野は主力3人がインフルエンザで、前日メンバー変更じゃなあ。長野さん、どうしてこうなった。体調管理には気をつけろと、あれほど口をすっぱくして・・・・・言ってないけど(笑)。
 でも今回、自分が応援していたのは、なんといっても福島。だって自分は、今井正人選手のファンだし、柏原竜二選手のファンだし、山の神を次々と産み出す福島は、勝手に自分にとって第二の故郷だと思っているので。そんなこと言うと福島の人から「何言ってんだお前が福島の何を知ってるんだよテキトーこいてんじゃねえよコイツぜってーモグリだぜふざけんな今すぐアンパンと牛乳買ってこいあと先生にチクたらマジボッコ・・」てなことを言われそうですが(笑)。


 てか、柏原竜二選手が、3区でタスキを受け取った瞬間、いきなり突っ込みすぎてて笑った。最初の1kmが2分36秒って・・・・・速っ!こんなペースじゃ、外国人留学生でも失速するわ(笑)。しかも突っ込みすぎて、最後の方はオエッってえずいてたし(笑)。でも120%突っ込みすぎだろうと、自爆だったといわれようと、そこにあえて突撃するのが柏原クオリティー。後先考えたクレバーな走りなんて、それはもはや柏原選手ではないのだ。だからあれでOK。
 それに、柏原選手と村澤選手のランデブー走行は、めっちゃワクワクしたしね。しかも村澤選手は、結局柏原選手に勝っちゃったしな。あらためて村澤選手はいい選手だと思った。最後まで粘った柏原選手もすごいけど。でも区間賞は柏原選手の東洋大の先輩の、大西智也選手だったけどね。なのにインタビューは柏原選手と村澤選手で笑った。大西選手、完璧にスルーされてた。せっかく区間賞とったっていうのに、あれじゃカワイソ過ぎる。NHKは鬼だな(笑)。


 あと、最終区の福島・佐藤敦之選手と、兵庫・竹澤健介選手のデッドヒートには燃えた。すんげードキドキした。ずっと佐藤選手が前を引っ張って、その後を竹澤選手がついて行く展開だったので、なんか悪い予感はしてたのだけど。予感的中。とはいえ積極的に前へ出るのが、佐藤選手のいいところ。あそこで竹澤選手に前を行かせるようでは、それはもはや佐藤選手ではないのだ。なので最後は競り負けちゃったけど、これはもう仕方ない。むしろよく頑張った。
 あぁ、それにしても惜しかったなあ・・。3秒差の2位とか惜しすぎる。もし福島が優勝してたら泣いちゃてたかも知れん。最後はちょっとウルウルしてたし。でも、この勝ちきれない、詰めの甘いところが、福島のいいとこなんだけどね(笑)。まあ、いい夢見させてもらったよ。来年こそ福島の優勝だ!その時は今井選手も、ふるさと選手制度で出してくれ、頼むぅ〜。あぁ・・駅伝シーズンが終わっちまった・・・これから何を楽しみに生きていけばいいのか(笑)。


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